進捗雑記

大奥記のRTA走者さんのブログを発見したのですが、衝撃的に面白くて記事を読みふけってしまいました。「世の中のつまらないゲーム・映画・アニメを探索していきます」というブログ紹介文の通り、「つまらない」という要素に対して真剣に向き合いすぎている。
※大奥記については>>1184

真につまらない異世界アニメ王決定戦 ...
この記事とか、つまらないアニメの感想のはずなのに読んでいると笑いだしてしまうくらいのクオリティです。
あまりに意欲の感じられないシナリオ進行に対して参加者たちからは口々に「これはまずいよ」というため息に近い苦悶の声が漏れ、会場には葬式並みに悲痛な空気が流れた。この表現力すごい。

きつい言葉はなく、SNSで流行っている言葉をただ借りてきたようなパワーワードも使わず、普通の日本語の組み合わせによってパワーセンテンスを作り出していて、凄まじい文章能力です。この人は創作活動をしたら相当面白いものが書けると思う。もうどこかで書かれていたりするのか…?

ブログを読んでいると、ちゃんと面白いコンテンツの感想も書かれているんですよね。面白いを知っているからつまらないが言語化できる…それが大奥記RTA動画のあのキレの良いボケツッコミ(?)につながっているんだなと思いました。「面白さの絶対値」(マイナス方向でも振り切れていたらOK)で見るべきアニメを決めるという発想は今までしたことがなかったな…