進捗雑記

#ブクログ感想
超短編!大どんでん返しSpecial (小学館文庫)
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1本あたり文庫4ページくらいの話がいっぱい詰まった短編アンソロジーでした。ショートショートというべきなのかな。だいたいは3ページ目後半にどんでん返しが来ます(ネタバレ)
やはり1本あたりが短いので、個々の話の印象がぼやけます。しかも作者による実力差も結構わかりやすいです。どんでん返しが肝だからか、ミステリとホラーが多かったです。
※私はざっくり考えて、ミステリ→不思議な出来事にちゃんと種と仕掛けがある話、ホラー→なんかよくわからないけど不思議な出来事が発生する話、みたいな分け方をしています

この本の中でノンジャンルっぽい新釈・蜘蛛の糸(森見登美彦のやつ)、サイン会の話、筋肉賛美の話は印象に残りました。感動系で、人死もないけどしっかりどんでん返しがある話は面白いですね。そして、4ページくらいなら変なテンションのまま駆け抜けることも可能だとよくわかりました。