進捗雑記

#ゼルダ 久々にかぢばあたるの夢をみる島漫画版を読む機会に恵まれたのですが、もう原作そのものと、副読本としてこの本があればそれでいいんじゃないか、と思えるくらい素晴らしい出来でした。
つまり私が夢島で小説を書く意義をほぼ失ったと言うことですが…。いや、神トラとのつながりを強調した話としては自分でも書くことができるでしょうが、夢島単体としては本当にかぢば漫画だけで十分です。

コホリント島の人との交流、マリンと仲良くなっていく経緯、少年漫画的なパワーアップイベントとか、ユーレイ(ナクラ)の正体が実は…とか、全部のイベントがうまく機能して夢島の世界を形作ってるんですよね。妖精の相棒キャラ(オリジナル)とはあくまで相棒関係で、しっとりした関係は主にマリンに絞って描かれていたのもいい。この漫画のマリンが可愛すぎる…
以下、ちょっとネタバレ
悪夢がかぜのさかなの「目覚めたくない弱い心」から来ていたのはこの話の特徴ですよね。目覚めたい心としてフクロウやマリンがいると言う…。
原作だと思いっきりガノンやアグニムの姿になっていた悪夢だから、どちらかというと目覚めの使者リンクとの対比であり外部の存在のようにも思えますが、あくまで「かぜのさかなの夢=かぜのさかな内部の存在」という設定は納得できます。畳む

というか十数年前(?)に私が初めてこの話を読んだ時の思い出が、今の私の夢島に対する思い入れ(考え方)を形作っていると言っても過言ではない。ゲームをプレイしてからだいぶ経ってこの本を読んだけど、間違いなくこの本も原点の一つです。

名作なのでもっとたくさんの人に読んでほしいけど、今から手に入れるのは割と大変なんですよね…リメイクの時に復刊して欲しかった…