アルスラーン戦記漫画版を読んで、「やっぱりビジュアルで語る媒体と言葉で語る媒体では、同じシーンでも受け手側の印象がかなり異なるな」という思いを強くしました。ざっくり言うと小説だと決意のシーンが映えて、漫画や映像だと行動のシーンの方が映えるという…ごく当たり前のことなのですが…それが顕著なのが風と共に去りぬの映画と原作小説の違いで、小説だとクライマックス間近で主人公のモノローグが延々と続くシーン(個人的に話の中でも最重要シーンと思ってる)があるんですけど、映画版だとモノローグ一切なしで次のシーンに飛んでるんですよね。でも映像だとそれが正解だと思います。それぞれの媒体に適した見せ方があるはずなので。私は言葉で心情が描かれる小説が好きで、それを選んで書いてますし、ああいう決意のシーンを自分でも書きたいなあとぼんやり思いながら手を動かしています。見た目が全然映えないシーンで盛り上がれるのは小説のいいところだ。 創作 2024/08/08(Thu)
ざっくり言うと小説だと決意のシーンが映えて、漫画や映像だと行動のシーンの方が映えるという…ごく当たり前のことなのですが…
それが顕著なのが風と共に去りぬの映画と原作小説の違いで、小説だとクライマックス間近で主人公のモノローグが延々と続くシーン(個人的に話の中でも最重要シーンと思ってる)があるんですけど、映画版だとモノローグ一切なしで次のシーンに飛んでるんですよね。でも映像だとそれが正解だと思います。それぞれの媒体に適した見せ方があるはずなので。
私は言葉で心情が描かれる小説が好きで、それを選んで書いてますし、ああいう決意のシーンを自分でも書きたいなあとぼんやり思いながら手を動かしています。見た目が全然映えないシーンで盛り上がれるのは小説のいいところだ。