進捗雑記

テレビで夏目友人帳五期の一挙放送をやっていたのでちまちま見ているのですが、再視聴した塔子さん視点の話が本当に好きです…。この世ならざるものが見えるわけじゃない、完全な一般人だけど、足るを知っているから幸福に満ちた生活を送れる人だ…
たかしくんにとっては都合の良すぎる親戚だけど、都合の良い理由(塔子さんたちの人の良さ)がしっかり描写されているのがいい。というか塔子さん美人だし、若い頃はやばいほどモテてそうだな…
ざつ旅
ちゃんと一人旅を挟んでくれるの嬉しい。一人旅の先には友達がいる…というのがなんか良かったな。直球で旅がテーマの話なんだ。
洞窟の酒蔵も新潟の島も知らない場所で面白いなあ。主人公が常にポジティブなのが本当にいい。
なんだかんだ今期一番このアニメを楽しみにしている気がする。


ガンダムジークアクスも見ているのですが、初代を見ていないことを抜きにしても、専門用語が多いし場面が飛び飛びすぎてよく分かりません。戦闘以外のスピードが速すぎる。気がついたらキャラが仲良くなってるんですが他の視聴者はついてこられているんですか…?主人公が何を目的にしているのかも4話時点でさっぱりわからない。ただシュウジに近づきたいってこと?

ミノフスキー粒子?というのはゼッフル粒子(銀英伝)とは違う機能を持つものなんだろうか。専門用語が難しいので、とにかく銀英伝に置き換えて考えるようにしているのですが、公国と連邦?が帝国と同盟みたいなもので、多分正史だと連邦が勝ったんですかね?今やってる話は公国が勝ったということなのか?
この話だとシャアが赤いガンダムに乗ってたんですが、正史だと赤い何に乗ってたんだろう。ガンダムはアムロが乗ってたんだよね…?
この通り、ガンダムはミリしらすぎてそのうち脱落するかもしれません…
大奥記のRTA走者さんのブログを発見したのですが、衝撃的に面白くて記事を読みふけってしまいました。「世の中のつまらないゲーム・映画・アニメを探索していきます」というブログ紹介文の通り、「つまらない」という要素に対して真剣に向き合いすぎている。
※大奥記については>>1184

真につまらない異世界アニメ王決定戦 ...
この記事とか、つまらないアニメの感想のはずなのに読んでいると笑いだしてしまうくらいのクオリティです。
あまりに意欲の感じられないシナリオ進行に対して参加者たちからは口々に「これはまずいよ」というため息に近い苦悶の声が漏れ、会場には葬式並みに悲痛な空気が流れた。この表現力すごい。

きつい言葉はなく、SNSで流行っている言葉をただ借りてきたようなパワーワードも使わず、普通の日本語の組み合わせによってパワーセンテンスを作り出していて、凄まじい文章能力です。この人は創作活動をしたら相当面白いものが書けると思う。もうどこかで書かれていたりするのか…?

ブログを読んでいると、ちゃんと面白いコンテンツの感想も書かれているんですよね。面白いを知っているからつまらないが言語化できる…それが大奥記RTA動画のあのキレの良いボケツッコミ(?)につながっているんだなと思いました。「面白さの絶対値」(マイナス方向でも振り切れていたらOK)で見るべきアニメを決めるという発想は今までしたことがなかったな…
映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」前編+後編を機内で見ました。合計4時間!まさかこんな話をラインナップにいれるとは、ベトナム航空やるなあ…。
<良作・原作と比較>感想&評価『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』 浅野いにおが描こうとしたものは何か?...
いつも追っている映画ブロガーさんが割と高評価していたことを覚えていたので、正直ジャンルとかをあまり把握してませんでしたが(女子高生が主人公のSF?という程度)、視聴しました。
機内なので音を全部聞き取れず、わからなかった部分を英語字幕で補完しながら見たので若干理解が怪しい部分があります。

前編は最初の1時間くらいは、特に主人公の目的とかなにもない日常(ただし一度東京がえらいことになった後なので、異星人の気配がある)がずっと続いて、「なるほど、雰囲気を楽しむアニメかな…?」と思ってました。そうしたら急にパラレルワールド?の話が始まって「どういうこと…?」となりました。すぐに後編を見られる環境で良かった。最初に前編だけを映画館で見ていたら、続きを見に行こうと思えたかどうか微妙かもしれない。前編の後半1時間はデスノートみたいでちょっとジャンルが変わった感じがありました。

そして後編はまどマギっぽい要素があって、いわゆるセカイ系っぽいなと思いました。主人公(おんたん)は身近な人と真っ当にコミュニケーションしてただけで、世界の危機はそこで関わった人が主役のあずかり知らぬところで勝手に解決(できてないけど)しているのがなかなかすごい。
おんたんは友人か世界かで友人を選んだけど、新しい世界で友情とは別の関係を異星人と築いた結果、最悪の事態は免れる…という結果がじんわり胸に染み込みました。どうも原作漫画と結末が違うらしいですが、納得感がありました。じわじわと真綿で首を絞めるように状況が悪くなってそのまま地球滅亡するんじゃないかと思ってましたが、意外と後編の展開はヒロイックでした。

というか元陰謀論者の男の戦闘能力だけおかしくなかったですか?声優さんも相まってヒロアカの死柄木かと思った…。一人だけバトル漫画の登場人物みたいだった。一応異星人とはいえオオバくんも耐久力高すぎるよ(よく考えたら異星人のほうが耐久力低いし、普通の地球人の体のはずなのにめちゃくちゃ耐えてたな…)。タケコプターもどきの電池?がいつか切れるんじゃないかと思ってたけど、そんなことはなかった。

ドラえもんを元ネタにしているのはわかるのですが、SFに対する観点が元ネタとは違うなあと思いました。デデデデはSF的なロマンとは別の観点から描かれている気がしました。異星人に侵食された日常を精密にシミュレーションしたい、みたいな思いを感じました。
妹がどんな選択をして、その結果自分が死ぬことになると知っても(多分)妹のことを全肯定するお兄ちゃんが高潔すぎた…畳む


映画館や飛行機の中といった、逃げ場のない状況で常にじっとりと手に汗をかきながら見るのにいい感じのアニメでした。これは前編後編一気見推奨かも。

しんちゃんの映画はだいたい見ましたが、このチャートに異論はないです。番号が若い方が万人向けでしょうが、私は5〜7あたりが好きですね…。
ヤキニクロードってひたすら馬鹿馬鹿しい話なのに、熱海の空気感とか美味しそうな焼肉の雰囲気を味わえるので、たまに見たくなります。ロードムービー感が強いから惹かれるのかなあ。ラストも穏やかハッピーエンドだし。
ざつ旅
京都の街中で酒瓶持って飲んでる女性怖いよー!!それでも何故かぼっちざろっくの酒飲みのお姉さんよりマシそうに見えるのは何故。
旅の参加キャラによって趣味嗜好が違うから、毎回味わいやテーマの違う旅になるのが面白い。酒とか歴史とか。
京都でその日に宿探すのリスク高すぎない!?と思ったら流石に予約してた…良かった…。
主人公のツッコミのキレがいいなあ。酒飲みお姉さんとのコンビが良い。

もう私このアニメをアニメではなく旅番組として見てる。楽しい。旅情中心でキャラ描写がほどほどなのが好きだ。映え〜みたいなしゃらくさいことを言わないのもいい
やっぱり京都は相対的に人が多かったから、実際の観光客数を数割減でアニメに描いているのかな。
ウマ娘シンデレラグレイ3話
作風的にチャラチャラしたライブとかやらないのかなと思ったら、チャラチャラはしてないけど踊りはありましたね。走りに加えて踊りの練習もしなきゃいけないの大変すぎない?

観客が新聞読んでたけど、競馬みたいに賭けはやってるのかな?さすがにアニメにその要素が出てくることはないか…。競馬につきものの賭け要素がないので、今のところ気合の入ったかけっこがテーマのスポーツ物という感じですね。
RC造っぽい建物なのに、何故か梁の交差部とずれたところに柱があるのがちょっと気になりました。些細なことですが…
めちゃめちゃランニングしてるのに一切息乱れずに会話してるオグリさんすごい。ベルノちゃんはサポート役になっていくのかな?
ライバルがちゃんとライバルしてるのいいなあ。初期からバチバチしてる!

ウマ娘と小市民シリーズと、ついでに変人のサラダボウルで割と行動範囲被ってるの面白い。同じ世界観だったら…と考えるとカオスで楽しい。

ウマ娘に銀髪長髪の子が多いのはなんでだろう?元ネタに沿っているのかな?
アンシャーリー
いきなり女の子の髪に触れながら容姿に関する差別発言をするのは令和コンプラアウトですよ!!そもそも令和に書かれた話じゃないし、即謝るギルバートは偉いけど…!
アンがいると退屈はしないけどトラブルばっかりだな!侮辱されたら即反抗するから見ていて気持ちいいな。やっぱり主人公はこのくらいエネルギッシュだといい。
アンシャーリー2話
すごい、2話目もめっちゃ面白かった。古典文学のはずなのに主人公が今まで触れたことのないタイプで新鮮すぎる。「腹心の友になってくれ」なんて銀英伝のラインハルトでもキルヒアイスとの初対面では言ってないぞ。というか会う前から腹心の友にする気満々なのはすごい女だ。周りを振り回すだけのパワーを持つ女、アンシャーリー…
今のところ出てくる女性陣がみんな別方向にキャラが濃くて気が強い感じなのが、私の好みにドンピシャでした。次回は癖のありそうな男の子が出てくるっぽくて楽しみ。

劇伴が大島ミチルなんですね。トワプリにも関わってた人のはず。ちょっとFFCCっぽい民族調の曲があって良かったな。
完璧すぎて可愛げがないと云々のアニメ3話
いきなり国防費を3倍にしたら諸外国が「侵略戦争でもする気か!?」とピリピリしそうなんですが…。
妹ちゃんが強火シスコンっぽくて今後が楽しみです。自分が女であることを利用しまくる計算高いタイプっぽくてかなり好み。
しかし妹ちゃん一人で戦うの大変じゃない…?姉妹のイチャイチャを期待してこのアニメを見ている節があるので早く再会してほしい。
ラザロ
これ基本ストーリーラインが伊坂幸太郎の「楽園の楽園」じゃん!(寄せ集めメンバーが事件の原因の博士を探しに行く)
犯罪者寄せ集めなのは異世界スーサイドスクワッドと似てるかな。
それと猫の顔がダイナミックコードとちょっと似てた気がする。気のせいかもしれないけど。
字幕で「氷は溶けて焼失する」とあったんですけど、消失の間違いなのか、それとも本当にそういう事件を予言していたとか…?
ヒロアカヴィジランテ
「趣味でヒーローをやっている者だ」ってことですか?ヒロアカ世界を深掘りするいい着眼点のスピンオフだと思いました。
本家よりアメコミっぽい演出が強めですね。プロヒーローの活躍を見られるのはいいなあ!
主人公の能力は3点接地なのが絶妙な調整だと思いました。2点だと割と強いからな…

しかし不良がコンビニに押し入ったシーンは、暴力を振るう場面がカメラに映っていたら一発アウトを取れたと思います。それだと話が進まないからコンビニから出るシーンはカットされたのかな…。
ざつ旅
松島だけで一泊二日するの珍しいプランな気がする。遊覧船乗らないのかとハラハラ(?)してたけど乗ってくれてよかった。牡蠣おいしそうだったな…。途中の松尾芭蕉のくだりだけギャグマンガ日和だった気がする。
後半は北陸特有のすっきりしない空模様がそのまま描かれていてよかったです。どこ行ってもほぼ人がいないのは、作画の労力節約なのか、本当に現実でもいないのかどっちなんだろう…
ガンダムジークアクス
ロボットものはあまりロマンが理解できなくてほぼ見ないのですが(グレンラガンとエヴァは見た)、ちょっと訳あって視聴しました。
実は2月ごろ繁忙期でしんどかった時にこのアニメのオープニング曲を使用したMAD(なんちゃらシリーズ)を死ぬほど見て笑ってたからです…!さすがにあれだけ元気をもらったのに元ネタを一つも知らないのは…と思っていたので、とりあえず元ネタの片方(音楽の方)を見ました。

専門用語が多すぎるしものすごいスピードで話が進むし主人公が一瞬で人殺し(やってないかもだけど)できるようなメンタルに覚醒していて、なかなかついていけなかったです。
続きが気になる気配はしますが、ガンダムを知らなすぎてよく分からないのが正直なところです。私が知っているガンダムはうん十年前に読んだ「月に繭、地には果実」(ターンエーの小説版)くらいです…

でもコロニーの形状はSF的ビジュアル的に面白くていいなあ!と思いました。筒状でぐるぐる回ってるタイプの人工都市?は初めて見たかも。いや初代ガンダムの時代から多分こういうビジュアルだったのかな?私が周回遅れなだけのような気がする。

そして鳥居の形というか縦横比おかしくないですか!?伝統的な鳥居ってあのバランスが美しかったんだな…と思いました。足だけ細長い鳥居ってあんなに格好悪いんだ…
>>1294 今、アニメを18本毎週録画にしていて、まだ3本くらい1話を視聴できてないのがあります。絶対こんなに追えない!多分何本かは2話か3話切りすることになるでしょう…

こうなるとかなり厳しめの視点で1話切りラインを設定してしまうのですが、その際に私は「1話目で区切りのいいところまで行ったか、見せ場があったか、続きが気になるか」「主人公に好感が持てるか」はかなり重要視しています。つまり構成とキャラ造形ですね。というわけでエンタメの1話目はめちゃくちゃ大事だと思います。
宇宙人ムームー
これ、もしかして頭の悪い(失礼)ドクターストーン …?家電の仕組みを体感で理解していく感じなのか?だいぶ不思議な話の作りをしてるな…
家電ネタは千空がいたら5分くらいで解説が終わりそうだし、あくまでおまけなのかな?多分こっちの話は主人公のコミュ障改善と宇宙人とのコンビ関係がメインなのかな。
とあるアニメを見ていて、いわゆるAIみたいなキャラがカタコトで喋ってたんですけど、「今どき、ずんだもんやきりたんよりも抑揚のない喋り方をするAIっているのか…?」と疑問に思ってしまいました。ゆっくりボイスも聞き慣れたらそこまで棒読みでもないと思うし(これは私の耳に馴染みすぎただけかも…)、読み上げ音声の進化ってすごいですよね…
でもカタコトでないAIっぽい喋り方って再現が難しい。今は過渡期にあるからフィクションではどっちの喋り方もあるってことなのかな
中禅寺先生がなんたらかんたらのアニメ
戦後すぐとは、時代設定が珍しい!おかげで背景美術ばっかり気になってしまいますが…
バスの運転手、客が揉め始めても文句も言わずにずっとバス停に止まってて偉いな。というか気配が存在しなかった。もはや幽霊より幽霊っぱい存在だったな…
出てくるキャラがどうも昭和っぽくないですね。もっと乱雑な(?)イメージがあるのですが…東野圭吾の「あの頃ぼくらはアホでした」で描かれているような感じの。このアニメは背景は昭和だけど、動いているキャラがめっちゃ令和だと思った。

最近何のアニメを見てもオルベリクの声優さんが出てるのすごいですよね。ここ一年くらいの出演数が鰻登りな気がする。個人的には薬屋に出てくる宦官の人が好きです。
ざつ旅
女の子4人くらいでわちゃわちゃするタイプの旅趣味アニメかと思ったら、女性の行き当たりばったり一人旅の話でした。この時点でかなり好感度が高いです。行き当たりばったりだから夕飯食べないまま旅館で寝たりしている。
温泉街の寂れっぷりを一切隠さずそのまま描写してるのが凄すぎる。山の頂上まで登っても別に景色良くないのに楽しそうにしてる主人公、いいなあ。おひとり様を満喫してる。背景も凝ってるし、このアニメ作るのに取材費めちゃくちゃかかりそうですね。
ナレーションの声、普通のテレビ番組で聞いたことがある…と思ったら情熱大陸とかのナレーションの人なんですか。そのため見ている感覚がぜんぜんアニメじゃない!NHKとかの旅番組見てる感じ…
チ。最後まで見ました
最後の方の展開があまりにも観念的(?)すぎてあまり合わなかったですね…。第3部以降、キャラが結構な勢いで死んでいくことに対して若干引いてしまったのかもしれない。そのマイナス面に対して、プラス面が少なめなのであまりカタルシスを感じることもなく…。
進撃の巨人みたいな規模と尺の話ならキャラの死も「まあそうなるよな…」と諦められるけど、この話はキャラに感情移入する前にぽんぽん死ぬし主人公が変わるから、ついていけなかったです。主人公がどんどん変わると、どういう視点で物語を見ていいかわからなくなりました。だんだんノヴァクさんのほうに注目してしまったし…

それと、後半は特に話が動かずに小難しい会話をしてるばっかりだったな…。多分作者さんの頭が相当いいからなのでしょうが、その辺のパン屋さんすら信じられないほど学のありそうなセリフを言ってましたね。
これは漫画とか映像媒体より小説の方が向いているような気もする…?畳む


ただ、オープニングの曲は最高だし、映像が展開に合わせてどんどん変わるのは良かったです!