進捗雑記

映画チェンソーマン レゼ篇を見てきました。
なんで急に映画を頻繁に見るようになったかと言うと、自分が曜日によっては映画を半額くらいで見られるプランに入ってることに気づいたからです。これだけ安いと気軽に見れていいですね。映画館も割と近いし。

今回は総集編が良かったので映画も見るかーと思って行ってきました。学生さんっぽいお客さんが多かったのですが、結構遅い時間に終わったから帰る手段あるのかな…と少し気になってしまいました(田舎のため公共交通機関がバスしかない映画館)

半分くらいはイチャイチャデートムービーで、それが終わったらあと半分は全部バトルでした(体感)
レゼさん、名前が日本人らしくないし、夜の中学だか高校だかに忍び込む時もなんとなく母校じゃない雰囲気がしたし、そもそも予告編か何かで変身してたので敵だろうなーとは思いましたが…強すぎるだろ…。自爆特攻できるし遠距離爆破もできるのが強い。デンジは遠距離攻撃ないよね、と思ってたら最後ちゃんと自力で工夫してて良かったです。
「チェーンをビルとかに引っ掛けて移動したらどうだ」って話の流れだったのに、デンジがサメに手綱をつけたのは、多分スパイダーマンを知らなくてイメージが湧かなかったからですよね?最初の映画シーンも伏線だったのかなーと思いました。

まあ1日デートで朝から晩まで退屈な映画に付き合わせる女よりはレゼの方がいいよね…。レゼって全然女友達いなさそうだなと思ったら、悲しいことに大当たりでした…
レゼは最後の砂浜のシーンが素の状態なんでしょうが、その時の声の調子が青ブタの岩見沢さんっぽかったです。声優さんが同じなんですね。デンジがまともなキスができる日はいつだろう…

一期の最後の方に出てきて、あまり活躍のなかったキャラがいっぱい活躍してたのが良かったです。天使とサメが特に良かった。早川さんが天使の素手に触れたシーンは結構ドキッとしてしまいました。まあ残り2年の寿命のうちの2ヶ月なんて誤差の範囲か!わはは!!
もしかしてデンジは天使の際どいシーンを妄想したことがあるのか…?あのイメージ映像からして…

チェンソーマンは戦闘用の特殊な異空間(ダンダダンとか呪術であるやつ)がないから被害規模がやばいですね。そして民間人がメンタル弱い…そもそも恐怖が悪魔の力の源だから、怖がる人がいっぱいいないと成立しない世界か。サカモトデイズの世界の一般人と入れ替わったら悪魔も弱体化するのかしら。
町中駆け回っていろんなロケーションで戦いまくるのは面白かったです。制作が同じスタジオで舞台が現代だから、呪術のバトルを思い出しました。

お祭りでデンジがレゼとの逃避行を断ったシーンが好きでした。仕事に生きがい見つけてる…!それなりに社会人として成長してるんだなあと感慨深くなりました。
でも、浜辺でレゼに逃げようって言ったデンジは、祭りで告白された時と違って、仕事仲間じゃなくてレゼを選んだんですね…。
しかし公安やめたらデンジって殺されるのでは…?と思ってたので、最後はまあ納得でした。マキマさんが凶悪犯を見逃すとは思えないし。あそこで仙台行きやまびこに乗ってたらレゼは逃げおおせたのかな…
レゼがデンジに何度も「学校行かせてくれない環境とかおかしいよ」って言ってたのは、自分が言って欲しかった言葉なのかなあと思いました。

ラストシーンでパワーが出てきたのは、デンジにふさわしい人物ってことなのかな…まあ二人してお花食べてそうだし(偏見)、お似合いかもしれない。
エンディングのジェーンドゥ(曲名)は…ちょうどこの間、それがテーマの小説を読んだところだったので、レゼの境遇と相まって「ああ…そういうこと…」としんみりしてしまいました。

そういえばコベニさんは生きてるよね…?恥も外聞もなく土下座で時間を稼いだのはえらいなあと思いました。暴力の人もある程度時間稼ぎしてからさっくり撤退して戦力温存してて、立ち回りが上手いですね。理性的な暴力…

ラストのレゼが喫茶店にたどり着けない無常感は、私の勝手な妄想ですが、作者さんは「これが物語の美しい終わり方」と思って描いている雰囲気があります。この無常感、呪術二期を少し思い出したのですが、呪術は「求めるものに手が届かない無常感を抱えた人を見るのって激アツだよね!!」みたいな変な熱を感じるんですよね…本当に個人の印象なのですが。
なんとなくチェンソーマンの方が冷静な感じがする。チェンソーマンは無常感云々よりも「全く思い通りにならない女性、大好き!」の方がひしひしと感じる。畳む


他に映画では国宝もお勧めされてるのですが、鬼滅以上に長いのはもう無理です…。チェンソーマンは適度な長さでとても良かったです!映画大好きポンポさんで映画は1時間半がベストって言ってた気がするけど、その通りだと思う。