#ブクログ感想 桜ほうさら 10年くらい前にでた宮部みゆきの時代物で、「きたきた捕物帖」の舞台の一つである富勘長屋が出るという話を聞いたので読んでみたら、貸本屋の治兵衛、筆記用具などを仕入れてくれる勝六、料理屋のとね以など共通の登場人物がいっぱい出てきて楽しかったです。治兵衛さんは奥さんの事件がリアルタイムで10年越し、作中時間だと20年以上越しに解決したのか…。いや本当に良かったね北一がいてくれて…。桜ほうさらの方はシリーズものじゃないし、田舎からやってきた浪人?が主人公なのでまた違った味わいでした。一人の青年の成長物語として甘酸っぱさもほろ苦さもあって完成してました。10年前からあまりにも筆力が高い作者さんだ…途中、直接本筋と関係のない事件が起きて「なんでこのエピソードを挿入したんだろう」と思ったけど、それも最終的にちゃんと回収されてさすがでした。「ミステリーの書き方」 によると宮部みゆきは結構めちゃくちゃな順番でプロットを考えているはずなのに、いつもかなりきれいにおさまってるんですよね。新聞連載もたくさんやってるし地力が違うのかなあ… 読書 2025/01/24(Fri)
桜ほうさら
10年くらい前にでた宮部みゆきの時代物で、「きたきた捕物帖」の舞台の一つである富勘長屋が出るという話を聞いたので読んでみたら、貸本屋の治兵衛、筆記用具などを仕入れてくれる勝六、料理屋のとね以など共通の登場人物がいっぱい出てきて楽しかったです。
治兵衛さんは奥さんの事件がリアルタイムで10年越し、作中時間だと20年以上越しに解決したのか…。いや本当に良かったね北一がいてくれて…。
桜ほうさらの方はシリーズものじゃないし、田舎からやってきた浪人?が主人公なのでまた違った味わいでした。一人の青年の成長物語として甘酸っぱさもほろ苦さもあって完成してました。10年前からあまりにも筆力が高い作者さんだ…
途中、直接本筋と関係のない事件が起きて「なんでこのエピソードを挿入したんだろう」と思ったけど、それも最終的にちゃんと回収されてさすがでした。「ミステリーの書き方」 によると宮部みゆきは結構めちゃくちゃな順番でプロットを考えているはずなのに、いつもかなりきれいにおさまってるんですよね。新聞連載もたくさんやってるし地力が違うのかなあ…