#ブクログ感想 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫) (有栖川有栖 北沢陶 背筋 櫛木理宇 貴志祐介 恩田陸)ベテランから新人作家(2023年デビューみたいな人がいたはず)まで揃ったホラーの書き下ろしアンソロジーでした。時代ものの怪談話も、サイコホラーみたいな話もパニックホラーもありました。恩田陸が寄稿していたので読んだのですが、私はホラーがあまり得意ではない…というか読書経験値が足りなさすぎて、面白さの真髄を理解できていないと思います。ホラーの特徴というと、多分落ちの後味の悪さや状況の説明のつかなさなんでしょうね。エンタメとかミステリとかサスペンスだったらもっと違う落ちになるんだろうなーと思いながら読んでました。逆に「この話の流れでジャンルがホラーということは、おそらくこういう落ちになるんだろうな」とだいたいラストが読めてしまった話もありましたが…。人死にが出たり物騒な話が多めだったので、最後の恩田陸のお上品すぎるホラーがいっそ癒やしでした。でも私はこういう話が好きだな…。ミステリでいうところの「日常の謎」のホラーバージョンみたいで好きだ。新幹線の車窓から見える景色が…という日常感が良い。ホラーの読書経験値がないと書きましたが、よく考えたら宮部みゆきの「三島屋変調百物語」でそれなりに読んでいるはずですね。でもあれは前後に現在パートがあるから投げっぱなしのラストにならないし、少なくとも語り手は渦中を生き残ることがほぼ確定しているから読みやすいのかな、と思いました。それと現代ものホラーと時代ものの怪談話はやっぱり雰囲気や楽しみ方が違う気がする。ホラーというとどの時代も通じる強力なジャンルだし、これからもちょくちょく読んで理解を深めていきたいです。 読書 2025/02/24(Mon)
慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫) (有栖川有栖 北沢陶 背筋 櫛木理宇 貴志祐介 恩田陸)
ベテランから新人作家(2023年デビューみたいな人がいたはず)まで揃ったホラーの書き下ろしアンソロジーでした。時代ものの怪談話も、サイコホラーみたいな話もパニックホラーもありました。
恩田陸が寄稿していたので読んだのですが、私はホラーがあまり得意ではない…というか読書経験値が足りなさすぎて、面白さの真髄を理解できていないと思います。
ホラーの特徴というと、多分落ちの後味の悪さや状況の説明のつかなさなんでしょうね。エンタメとかミステリとかサスペンスだったらもっと違う落ちになるんだろうなーと思いながら読んでました。
逆に「この話の流れでジャンルがホラーということは、おそらくこういう落ちになるんだろうな」とだいたいラストが読めてしまった話もありましたが…。
人死にが出たり物騒な話が多めだったので、最後の恩田陸のお上品すぎるホラーがいっそ癒やしでした。でも私はこういう話が好きだな…。ミステリでいうところの「日常の謎」のホラーバージョンみたいで好きだ。新幹線の車窓から見える景色が…という日常感が良い。
ホラーの読書経験値がないと書きましたが、よく考えたら宮部みゆきの「三島屋変調百物語」でそれなりに読んでいるはずですね。でもあれは前後に現在パートがあるから投げっぱなしのラストにならないし、少なくとも語り手は渦中を生き残ることがほぼ確定しているから読みやすいのかな、と思いました。それと現代ものホラーと時代ものの怪談話はやっぱり雰囲気や楽しみ方が違う気がする。
ホラーというとどの時代も通じる強力なジャンルだし、これからもちょくちょく読んで理解を深めていきたいです。