進捗雑記

今日、車の運転中に唐突に気づきました。私の創作に共通するテーマは多分、「身近な死の受容」だということに…

順を追って説明すると、今書いている話のタイトルを決めるにあたってテーマを考えてみたら、前回に引き続き「身近な人の死について考え直し、受け入れる」というシーンが入っているな…と思いました。で、そもそも今までの長編には大なり小なりそういう要素があることに気づいてしまいました。
しかも肉体的な死だけでなく、精神的な死として記憶喪失もその範疇に入っているようです。今はもう会えない記憶喪失前の自分自身は、もはや死者みたいなものだろうという扱いです(乱暴な考えですが)
さらにさらに、墓参りシーンが多いのも考えてみれば当然なんですよね。死の受容のために必要な儀式だから…。

すごい。私の好きなもの、いつも書いてしまうモチーフやシーンが全部結びついてしまった…。そうか私はそんなに死の受容について興味があったのか…としみじみしてしまいました。
創作って不思議ですね…。全然見えていなかった自分自身が浮き彫りになってしまった。