進捗雑記

#-神×薬 #ネタメモ
ハロウィンネタです。グレートミステイク(CP部屋にある話)の前にあったエピソードということにしてください。

ある秋の日にフレイムチャーチに訪れたキャスティ。教会に挨拶に行くと、中ではテメノスが子供たちを集めて紙芝居をしていた。しかも子供達は色とりどりの格好を、テメノスも黒っぽいマントをまとって(魔法使いとか吸血鬼とかそういう系の?)仮装をしているではないか。
教会の行事かしらと思いながら、席の後ろの方で紙芝居を見ているキャスティ。終わると、テメノスが子供たちに飴のようなものを配っていた。すると今度はキャスティに気づいた子供たちが「おかしちょうだい」とねだってくる。キャスティは驚きつつも、子供の診察をした時用に持ち合わせていたクッキーか何かを渡して「ちゃんと歯磨きするのよ」と言う。
子供達や親がいなくなり、テメノスがこちらにやってくる。これは何の行事かしらと訊くと、仮装した者がそうでない者におかしかいたずらを要求できると言う。
子供の喜びそうな行事だなーと思っていたら、テメノスが目を細めて「ところで私もお菓子がほしいのですが」とのたまう。

キャスティ「お菓子はさっきので最後ね……」
テメノス「ならいたずらですね」
キャスティ「え?」
テメノス「……冗談ですよ」

テメノスは笑って、「あなたも仮装しないと、また今みたいなことを言われますよ」と言って、自分のマントをキャスティにかけてあげる。
こんなくらいで仮装の範疇に入るのか?とキャスティは疑問に思いつつもありがとうと言い、二人でフレイムチャーチを少し歩く。
確かに効果はあるようで、仮装した人にお菓子を求められることはなかった。たまにはこういうのもいいかもとのんきなキャスティ。
一方、フレイムチャーチの人々は「あのマントってテメノス審問官のやつだよな……?」「あの女性がそれを着てるってことは……」とひそひそ噂しているのだった。
つまりマントはテメノスなりのいたずら(?)だったというオチ。

こういう経緯でグレートミステイクではフレイムチャーチの人々にキャスティが勘違いされていた、とかならおいしいですね!!畳む