#ブクログ感想 木挽町のあだ討ち (新潮文庫)永井紗耶子 (Loading...)... めっちゃ面白かったー!!最後の方は一気読みでした。江戸を舞台にした時代物です。タイトル通り、芝居小屋の前で仇討ちがあって、それを目撃していた人たちへのインタビューが中心の、連作短編集と見せかけた長編でした。人情物+ミステリという感じ。タイトルの意味がわかった瞬間が一番「おおっ」と沸き立ちました。 ミステリの仕掛けには(メタ読みを含めて)終章に入った時点で気づいたけど、そこからも細かく驚かせてくれるポイントがありました。全部の仕掛けを見通せたわけじゃなかったから、最後まで楽しめました。 全体構成(仇討ちの真相に絡んだミステリ)がめっちゃうまい上に、個別の話(インタビュー相手の人生の話)も面白いという稀有な話でした。こりゃ直木賞と山本周五郎賞とりますわ。 全体構成は、情報を出す順番も話自体の視点や人称も、全部計算してつくられているんでしょうね。巧みなんだけどそれが嫌味な感じじゃなくてごく自然でした。これ歌舞伎の題材になったんだ…それはわかるなあ…。 この人の本もうちょっと読もうかな。いや〜素晴らしい読書体験だった! 読書 2026/01/16(Fri)
木挽町のあだ討ち (新潮文庫)永井紗耶子
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めっちゃ面白かったー!!最後の方は一気読みでした。江戸を舞台にした時代物です。タイトル通り、芝居小屋の前で仇討ちがあって、それを目撃していた人たちへのインタビューが中心の、連作短編集と見せかけた長編でした。人情物+ミステリという感じ。タイトルの意味がわかった瞬間が一番「おおっ」と沸き立ちました。
ミステリの仕掛けには(メタ読みを含めて)終章に入った時点で気づいたけど、そこからも細かく驚かせてくれるポイントがありました。全部の仕掛けを見通せたわけじゃなかったから、最後まで楽しめました。
全体構成(仇討ちの真相に絡んだミステリ)がめっちゃうまい上に、個別の話(インタビュー相手の人生の話)も面白いという稀有な話でした。こりゃ直木賞と山本周五郎賞とりますわ。 全体構成は、情報を出す順番も話自体の視点や人称も、全部計算してつくられているんでしょうね。巧みなんだけどそれが嫌味な感じじゃなくてごく自然でした。これ歌舞伎の題材になったんだ…それはわかるなあ…。
この人の本もうちょっと読もうかな。いや〜素晴らしい読書体験だった!