進捗雑記

#ブクログ感想
やわらかい砂のうえ(祥伝社文庫て4-1)
ふわふわした恋愛ものか?と正直舐めてかかって読み始めたのですが、人生の酸っぱい部分や苦い部分が詰まった小説でした。平凡な主人公視点の話だからこそ、読んでいるこちらにも身につまされる部分があるというか…。解説にもあったけど、こういう話の流れで意外と希望のあるラストを迎えるのは結構珍しいと思った。