進捗雑記

#ブクログ感想
台湾漫遊鉄道のふたり
台湾人作者さんの書いた話で女性二人が鉄道で旅しながらグルメを楽しむ昭和の話…というとほのぼのっぽいけど割とシリアスです。なかなか気合の入った話で、後半が特に面白かったです。逆に中盤あたりまでは展開がのんびりしてたから読むペースもゆっくりになりました。
詳しくはネタバレになるけどこういう体(てい)で固められた小説は日本でも出てきてほしいなあ。正直気合の入れようが国内小説とはちょっと違うな…
しかし帯にデカデカと書いてある「百合」は作者さんが提唱(?)してたんですね。この話だとまあ女性同士の距離の近い友情…くらいだと思います。分厚いけど読みやすかった。