進捗雑記

2024年7月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#落花 一話目六回目の推敲16259字 だいぶ時間がかかったけど割といい線まできたのでは…!?推敲終わらなすぎるし私生活の都合もあって、多分再来週までかかりそうだ…。
パルテティオのこと伊達男って表現したかったけど伊達が存在しない世界のはずなのでやめました。でも伊達男じゃないですか?

冒頭出会いの瞬間までの文章(推敲途中) 湿った匂いに満ちた下水道を抜ければ、ぬるい風に短い後ろ髪が揺れた。
 ソローネは小さく鼻を鳴らす。耳障りな雑踏の音、夜でも変わらぬ街灯の光――離れがたき我が故郷ニューデルスタに戻ってきたのだ。
「目立たないよう、バラけるか」
 隣のピルロが言った。その顔には暗闇でも分かるほど濃い疲労が刻まれている。きっとソローネも同じだろう。彼女はうなずき、手の中のものを握りしめる。
「ブツは私がファーザーに渡すよ」
 下水道で追っ手を振り切る時も、ずっと握っていた杖だ。所属する盗賊団がある筋から受けた依頼により、彼女たちが同じ町のデアモンテの屋敷から盗んできた代物である。杖には盗品と分からぬよう黒い布を巻いていた。
 今いる下水道の出口は、裏街の奥まった場所だ。人通りは少ないがあまり長居はできない。ピルロはもうひとりの仲間であるスキラッチの肩を叩き、うなずく。
「頼むぜソローネ。……生きてまた会おう」
 男二人はそれぞれ振り返らずに走り、夜闇に紛れていった。
「敗走」という単語が脳裏をよぎる。ソローネはかぶりを振ってそれを追い出した。
 裏街には無数の路地があるが、彼女はどのルートをたどれば「家」に着くか熟知している。その上で、他の二人が通りそうなルートを避けることにした。音を立てずに第三の道を目指して駆け出す。
 背の高い建物に囲まれてろくに光の届かぬ細い通路は、誰かの吐瀉物や生ごみなど、世間から打ち捨てられたものでまみれている。汚い街だ。華やかな都会の実情などこんなものである。ソローネは前だけを見据え、暗い道を抜けていく。
 ふと足取りが緩んだ。それは疲労のためではない。
(花の香りがする)
 それも、娼婦たちのつける香水ではなく、野の花そのもののようだ。近くに花屋などないし、あったとしてもとっくに閉店している時間である。石畳に覆われたこの街で、こんなに濃密な花の香りを感じるとは思わなかった。
(……早く帰らないと)
 我に返ったソローネはスピードを上げた。次の角を曲がればアジトにつながる道だ――
「きゃあっ」
 角から飛び出した瞬間、どん、と誰かにぶつかった。衝撃と、遅れて女の悲鳴が聞こえる。ソローネは体のバランスを崩したが、建物の壁に手をついてうまく態勢を立て直した。なんとか杖は手放さずに済んだ。
 息を整えて前方を見れば、誰かが石畳に倒れていた。帰路を邪魔された焦りと怒りで、つい頭に血が上る。
「ちょっと! あんたどこ見て――」
「大丈夫!?」
 すばやく起き上がった相手は、あろうことか距離を詰めてきて、ソローネの腕をとった。仰天して振り払おうとするが、できなかった。思ったより相手の力が強い。
 ちょうど路地の出口だった。少し離れた場所に街灯があり、薄明かりに一対の青い瞳が浮かび上がる。ぶつかった相手はソローネと同じくらいの背丈を持つ女性だ。華奢な体で、見た目は温和そのものといった雰囲気である。どういうわけか花の香りがますます強くなり、ソローネは息を呑む。
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#RTA観戦 #ゼルダ セットアップ時間に目隠しマリオ64やってるのやばい。休憩時間にやるレベルのものじゃない…。
時オカSRMなしガノン撃破も見ました!ファイル名が普通でちょっと驚きました(完全に毒されている…)剣も空きビンも取らないんですね今。
デクの棒一本だけでどうやってガノンと戦うのかと思ったら、残像剣使うんですね!?あれちゃんと攻撃に使ってるの珍しいな…。思わぬリカバリでガノン城脱出編まで見られてしまった。子供リンクと大人ゼルダの脱出編なんか面白いな…。
#RTA観戦 SGDQの改造スーパーマリオワールド見たらなんか弾幕シューティングが始まっててびっくりしました。平気で改造ゲーム類を持ってくるのはさすが海外イベントだなあ…私は正直こういうの大好きですが!
昨日トワプリやってたはずだからダイジェストができたら見よう。犬が操作してたとかいうゲームも見たい(なんで犬が走者やってるんだ…?)
伊吹有喜、もしかするとかなり好みのタイプの作家さんなのでは…という予感がしている。「犬がいた季節」も今読んでる料理話アンソロジーに入ってた短編もめちゃめちゃ良かった。青春とかの描写が生き生きしてるからお若い方かと思ったけど、調べたら結構昔から活躍されてるベテランだった…!寡聞にして知らなかった…
文庫になってる話から徐々に揃えていってもいいのかもしれない。久々に作家単位のヒットが来たかもしれなくてワクワクしてる、嬉しい!
#平原 #ネタメモ 三章くらいの時間軸でモブに煽られて飲み比べしたテリオンが、勝ったけどかつてないほどやばい酔い方(どう考えても普段は聞けないような本心そのままの言葉を言いまくる)をして、まわりが気まずくなる話とか読みたいかもしれない。サイラスに対する言葉だけど、その場にいる本人には全然伝わってない類のやつ。うーんいつもの味だな…!!
#オクトラ2 ク国関連の疑問点(主に食糧問題)
そもそもカザンが飲もう飲もうと誘ってくる酒ってどういう種類の酒なんですかね…?まさか日本酒の訳ないだろうし…。モンテワイズでひょうたん?に入れてた酒がもしワインだったら笑うぞ…と思って砂漠地帯のお酒について軽く調べてみましたが、テキーラとか出てきましたよね。それってどちらかというとワイルドランドでは…?

砂漠地帯の米の栽培についても調べました。うーん最先端の現代技術を使わないと難しくないですか…?おにぎりとか小豆粥とかどうやってつくってるんだ…。小豆粥はどう考えても腐りやすいと思うんだけどどうやって持ち運んでたんだ…。

ク国の産業ってなんだろう…?戦をやめるなら別の手段で国民を食わせていかないといけないけど、それは一体なんなんだ…?ヒカリにそのあたりのビジョンはあったのか?
宝物庫には工芸品が多くあったし、技術力はありそうなイメージかな。ゲーム中には一人もいないけど職人的な人が町にいたりするのかしら。少なくとも大工はいたか。戦で人がたくさん死んだから技術継承の問題が勃発してそうだけど…。

本筋とは関係ないけど、少なくとも酒がどんなものかだけは決めないと今後話が書けないぞ。どうしよう…
カザンは赤い杯を持ってたからやっぱり無色透明〜白色の酒かなあ。ちょっとイメージが違うけどモンゴルとかそっちの方の酒が一番近いのか…?畳む
>>174 この話、なんとか5000字以内で終われないかな…前後の事情を飛ばして時系列を曖昧にして登場人物を極力絞ればいけるんじゃないか…!?
登場人物数が増えがちなのは、多分キャラを動かすのに慣れたいのもあるんだと思う…。落花はまだそこのところが足りてないから…
春のアニメで面白かったものの感想を書きます。 ※ネタバレ注意
  • ダンジョン飯>>58 参照 この前アニメ1期までの展覧会?みたいなのに行ってきました。展示されていたセンシの鍋が大きすぎて、「これで4人前!?チルチャックとかそこまで食べないだろうし一食で消費し切るのは厳しいのでは?鍋だと保存も効かないし…」と思いました。でもよく考えたらダンジョンクリーナーがいるから生ゴミもきれいに処理してくれるんですかね。よくできたシステムだ。コイン虫とかも展示されてましたがあれは食べる気になれないな…!
  • 忘却バッテリー:キャラの配置と記憶喪失まわりの設定がうまいなと思いました。1期の範囲できれいに要くんの成長を描いているのもGOODです。記憶喪失ものが無条件で好きなこともあって、あまり得意でないスポーツものも楽しく見られました。ヤマちゃんがだいぶ好きです…ツッコミ役だしほぼほぼ視点人物だったから…
  • 変人のサラダボウル:なんだか変なテンションで、しかもあまり他で見たことのないタイプの話が進んでいく不思議なアニメでした。異世界から来た二人が別行動して行動範囲と友好関係を広げていくのがメインだったのかな。一応美少女アニメのくくりだとは思いますが、味付けが妙ちくりんすぎてずっと面白かったです。戸籍上の家族になった主人公コンビ?が好きです。
  • 響けユーフォニアム:最終話の一歩手前までずっと胃痛展開が続いてて辛かったですが、最後はかなり平和できれいに終わりましたね…。元音楽系の部活に所属していた私としては、身に覚えのありすぎる対立構造が乱発していてしんどかったです。でも1期からずっと見てきたので、久美子の物語が美しい終わりを迎えられてよかったです。後輩の奏ちゃんが好きでした!
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#ブクログ感想
しゃばけごはん (新潮文庫)
これが書店コラボで買った本のラストでした。積読がなくなるのを危惧してまたいろいろ買ってきたので、まだまだ読むべき本があります。積読こそが心の平穏を保ってくれる…
自分で料理をつくるためというよりは、写真を見たり文章を読んで料理を味わった気になるために料理本を買ってます。こんな味わい方もありだと勝手に思ってます。
宮部みゆきの「三島屋変調百物語」でもこういう料理本出してくれないかしら…
#ネタメモ このタイミングで「七夕ネタ書きたいな」とか思ったんですけど、絶対間に合うわけないですね。まあ3月のコンサートで思いついたネタを今書いてる人間だから、多少季節ネタが遅れたところで…という感はある。
季節ネタは基本的に全然書かないタイプなんですけど(作中世界にうまく落とし込めないから)、七夕は「何かに願いをかける行事」として捉えると判定が広がるから書きやすいのかも?
ただ落花でやるともう完全に「いつもの味」になるからもうちょっと捻らないといけないかも…
#オクトラ2 商売の匂いイベントネタバレ
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このエルブ草の設定面白いですよね。リーフの由来がオルステラと全然違うのが個人的に好きです。
今は割とハーブが安価に買えるから、栽培方法が確立されたと言うことでしょうか。それとも国単位で栽培も流通も全部コントロールして高騰しないようにしてるのかな?ゲームには出てこなかったけど大量に栽培してる場所があるのかな。
エルブ草に食欲増進効果があるってことは、お腹を下した時にエルブ草を食べると、食欲があるのに何も食べられなくて辛い状態になるんですかね…?畳む
#ブクログ感想
明朝体の教室 日本で150年の歴史を持つ明朝体は どのようにデザインされているのか
明朝体のフォントをどうやってつくるのか、基本となる漢字やかなは1字ずつかなり細かく解説されていました。まずプロの感覚が凄まじすぎて割と話についていけないんですけど(錯視とか感覚でフォントの良否を判断されていることが多いので)、とにかく「ここまで細かいことに気をつけることでフォントが作られているんだな」ということは分かりました。
これ読むと游明朝を同人誌で使いたくなりますね…。
#魔術師 >>170
今まで書いた3-2までの話を生かしてその後をいじるより、1から書き直した方が完成度が上がるんじゃないかという悪魔の囁きが聞こえる…
登場人物は削れないから、視点人物を絞る方針は多分悪くないはず。
しかし世界観を狭めるような方向転換をしていいんだろうか?本格的に魔術師に取り掛かるのは絶対落花より後になるけど、全体プロットくらいはぼやぼや考えておきたいな…。思い入れのある話だし、魔術師を書かないとうちのサイトのゼルダ世界のある重要なテーマに答えが出ないからそのうちやりたいとはずっと思ってます
#魔術師 最近何を書いても無駄に長くなる傾向があるし、魔術師はもっと今後の展開を圧縮させないと最後まで書けないだろうと危機感を抱いています…。
一応全6章構成で5-4(5章途中)までは下書きがあるけど、3章は7話、4章は5話もあるからこれを半分くらいの話数に圧縮したい。5章で盛り上がりからの小休止がある予定だったけど、そんなことせず終局まで雪崩れ込むぐらいの勢いに再構成しないといけない気がする。
実力的には多分長いバージョンでも書けるくらいにはなったと思うんだけど、時間とモチベの問題があるから、魔術師に限らず今後書く長い話は全部「とにかく短くすること」を考えたほうがいいはず…だってそこまで考えたとしても勝手に長くなるから…!
短くするコツは多分同時並行でいろいろ進めることと、視点人物を統一してできるだけ主人公に話の焦点を絞ることかな…現行の全体プロットは視点がバラバラだったからそこを統一すればもう少しなんとかなりそう…。平原を書いた結果、視点人物が増えれば増えるほど話が長くなるのはよく分かったので…!
#オクトラ1 「歩いてリーフってどうやってお金を入手してるんだろう?」とつらつら考えた記録を残しておきます。

歩いてリーフの特徴は、走行距離と危険度レベルに応じて入手金額が増えることですよね。より危険な場所を歩く方がいいということは、もしかして敵が持っている金額を戦闘せずに入手できているということなのか?と思いました。
ここで問題になるのは、そもそも本当に戦った敵がお金をそのまま落としているのか(小説版ドラクエ7はこの表現だった気がする)、もしくはBotWみたいに敵が落とす素材などを拾って換金しに行くことをRPGに落とし込んだ簡易的な表現なのか、です。他にも何か可能性があるかな…?
とにかくそのへんは当然ゲームで明言されてないので決定的なことは言えないのですが。
歩いてリーフが敵からお金を掠め取るような行為だったとすると、危険度レベルによる増減の理由はつけやすいけど、商人らしさはない気がする…
確か小説版だとトレサが貝殻を拾って換金する表現がありましたが、あれが小説版の歩いてリーフなんですかね。あっちの方が断然商人っぽいですね。

急にこんなことを考えたのは、浄化の森マラソンって実際には何をしているのかが気になってしまったからです。敵に襲われたら即死の森をエンカウント半減で駆け抜けつつお金をかき集める作業って、どう考えたら自然なんだろうか…
>>152 このRTA走者の漫画を読んでから、「自分の3周目オクトラ1ランダム封印縛りの様子を小説に落とし込むとしたらどうなるだろう?」とぼやぼや考えていたのですが、そもそも縛りを上回るメリットを提示できないと仲間加入すら難しい気がしてきました…
RTAは「どれだけその世界にとって異常行動を取ろうが、最速で世界を救うから問題ない」という大きすぎるメリットがあるんですよね。縛りプレイの小説化というと私はドラクエ3の「百万ゴールドの男」 を思い出しますが、あれも世界唯一の勇者と目されていたし、しかもあの話は基本的に勇者一人旅だった。
縛りプレイの小説化はいつかは成し遂げたい夢かもなあ…「プレイスタイルを積極的に取り入れた原作沿い話」という点ではいつも書いてる話と同じスタンスだけど、やっぱり百万ゴールドの男の素晴らしさ(何度読み返しても終盤で泣くくらい好きです…)を知ってると「自分でも挑戦してみたい」と思ってしまうなあ
自分はアクションシーンを描くのが苦手なはずなのになんでこんなに大量に書いてるんだろう…。
多分小説版ドラクエ7の戦闘シーンが好きだったことが大きいのかな。ほぼ同時期?に読んでたテイルズシリーズのノベライズの戦闘シーンはあっさり気味で満足できなかったんだよな…。
RPGやアクションゲームで自分が読みたい原作沿いを書くからには、なんだかんだ戦闘が必須だと思ってるんだろうか。キャラのかっこよさがあらわれるシーンだし、そのゲームにおいて戦闘システムが好きという場合はどうしても小説に落とし込みたい欲が出るのかな。
あとは自分の趣味の関係で、苦戦とかピンチっぽい描写が好きというのも理由として大きそう…

落花でも途中でほぼずっと戦闘してるような話が出てくるはずだけど、なかなかそこのプロットが決まらなくて今から戦々恐々としてます…。今のうちにアイデア出しとかないとなあ

そういえば苦手苦手と言いつつも平原で逃げずに戦闘を書き続けたら、ある程度は書けるようになってきた気がする。今の推敲スタイルだと、徐々に完成度を高めていけばいいから書きやすいのかな。まずは自分自身を飽きさせないようなシーンを…と考えると割といい感じになる気がする。
ただ動作の描写はあまり上達してないかも…イメージがちゃんとできてないのかなあ
なんとなく見続けて完走するアニメと、なんとなく途中から見なくなってしまうアニメの違いってなんだろう…?ゆるく見られるかどうかなのかな?そういう距離感のアニメは皿洗いしながら見たりするからいい加減にしか内容を把握してなかったりするんだけど、それでも途中で視聴をやめるアニメとは明確に何かが違うんだろうな。
アニメに関してはとりあえず気になるものの1話を全部録画して視聴して、その後追いかけるものを決めるのですが、番組改編期の今は録画がかなり忙しいです。地味に頭を使う。
配信サービスは加入したら選択肢が多すぎて戸惑いそうなので一切入ってません…どうしても録画できなかったら諦める、というスタンスですが、それでも結構な本数を見てる方だと思います

2024年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

パイプオルガンが出てくる合唱コンサートを聴いたのですが、あんなに音色が豊かな楽器だとは知らなかったです。讃美歌を聴くと今はどうしても落花に思いを馳せてしまいますね…妄想が捗りました。合唱やっぱり好きだなあ。日本語曲の歌詞も良かった…