進捗雑記

2025年7月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

僕がやっていて他の人がやっていないかもしれないこと...
私は小説を書いている最中にセルフツッコミとして本文中に「★」を入れてメモる方法を採用してるのですが、ここの脚本家さんのブログ記事で知ったのが元です。私には合っている方法でした。

しかしここのブログ、結構お世話になったのにアクセス不能になってたので、慌ててウェブアーカイブに駆け込みました。noteにある脚本講座は未完っぽいし…!とりあえず本として出版されている分は電子書籍で買おうかな、昔図書館で借りて読んだけど。
それと別の方が書かれた「スクリプトドクターの脚本教室」も図書館で読んで面白かったのですが、あっちは電子化されてないみたいなんですよね。買おうかどうかずっと迷ってる…

やっぱり無料ブログやホームページの方が放置されても案外長く残る現象ってありますよね…。それでも最近は結構いろんなサービスが終わって行ってますが…FC2のうちのサイトが特に何もせずとも存続してるのは本当にありがたいです。
#ブクログ感想
すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー (集英社オレンジ文庫)新井素子、 深緑野分他6名
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SF×食のアンソロジーということで、「ディストピア飯を食べるのが当たり前になっている世界で、ごく一部の人が普通の食材・料理のよさに目覚める」…みたいな筋書きの話が多かったです。でもバラエティ豊かな世界観だったから飽きなかった。
こういうアンソロジーだと8名中2名くらい知っていて、テーマが気になれば手にとってしまいますね。いい切り口だったと思います。

新井素子はさすがベテランと言う感じで、食事や料理ではなく食料に焦点を当てていて、さらに「こういう世界もいつか来るのかもなあ」と思わせるような話になっていました。現代の問題の延長線上にある世界が構築されていました。この話は書き下ろしだったためか時代性強めで、「古古古米」みたいな言葉まで出てきて、笑いごとじゃないですが笑っちゃいました。

ただ、どの話とは言わないけど、話の初っ端で視点人物が地の文で年齢や家族構成を含む自己紹介を長々とはじめることがあったのは、ちょっとどうにかしてほしかったです…。そこは話の流れでうまく説明してほしかった。SFでアンソロジーだと話によってガラッと世界観が変わるから、連続で読む時は特に冒頭が重要ですね…
#落花
眠れぬ夜の願い星
これ去年の七夕くらいに書いた話だから、もう1年経つんですね…時の流れがはやすぎる。一応この時から本編は3話くらい進んだのか。まだ微妙に先が長いんですが!

今書いてる話の進捗ですが、話を盛り上げるのってどうやればいいんだろう…と何もかも分からなくなったので、チャットGPTに「某有名映画をブレイクスナイダーのビートシートに分解してくれ」って頼んだりしてました。こういう分析もやってくれるんですね。しかも割とあってるし。自分一人で思いつく展開がワンパターンだから、そこから脱却すべくずっと足掻いている気がする。
#ゼルダ #ゲーム音楽
あ、これアリなんだ…!?でも3DS版って再現度がすごいからほぼ64版と遜色ないはずでは…。スタッフロール2は新規アレンジだけど。
じゃあムジュラ3D配信も希望が持てますね。いやその前にムジュラ64が欲しいんですが…!?今回ムジュラ配信で良かったのでは。
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大昔に「FFDQ千一夜」という某所のSS保管サイトがあって、昼寝士という方のFFT小説を楽しんで読んでいた(二、三回くらい読み返してた)のですが、まさかご本人が再掲してくださったとは…!そして今読んでも全く遜色なく面白い!圧倒的描写力、語彙力で引き込まれます。ゲームのシナリオとシステムの小説への落とし込み方が理想的だ…今日は嬉しくてこのシリーズばっかり読んでました。

あのサイトではいろんな話を読んだなあ…もう読めないとしても、受けた影響はずっと自分の中に残ってます。
#落花
二話目11265字
もう一回、一話目から連続でここまで直したほうがいいな…盛り上がりの感情曲線的なものが急上昇していて、いまいち気持ちがついていけない気がする。前回までの話の展開にもっと言及したらいいのかなあ。ここまでを三話分に分割したらいいのか…?
#落花
一話目10237字
今までで一番いい導入なんじゃないかと思う!あとは八人全員の描写をうまくばらして、戦闘をちゃんと書いて…まだ先は長いな。いろいろ書き込んでいったら字数が増えそうなので分割すべきかは後で考えよう。
ここから次の話でちゃんと盛り上がれるかが一番心配だ…。順当に描写を増やせばテンポ的にはギリギリ盛り上がれると思うけど…
#落花
ここ数日で導入案が二転三転しました。一回推敲した現案は雰囲気がどうも辛気臭いんですよね…!いやあの展開で辛気臭くならないのも無理なのですが、にしてもどんよりしていた。
また別の案を考えたら、結局雰囲気はそこまで改善しなかったけど、展開が間延びしていたことだけはマシになった気がする。没文章はまたどこかで供養できたらいいですね…
はじまりが暗〜い感じなので、終わり方は明るくしたいな!と妄想していたら、剣牙とかぼっちとかと同じ雰囲気の終わり方になりそう。平原も同人誌に収録してないエピローグ三話目はちょっと方向性が似てるか。つまりはああいうシチュエーションが好きなんだな、自分は。
7月後半まで微妙に時間が取れないので、しばらくはのんびり作業していきます。

#拍手返信
ちょくちょく拍手ボタンでの応援いただいてます、ありがたいです…!導入している拍手のシステムはボタンごとに押された累計回数が分かるのですが、今年設置したとは思えないくらいの回数をいただいていて嬉しいです。連打もありがとうございます。
進捗がこの調子なのでしばらく更新はできないのですが、過去作はたくさんあるのでお好きなように見ていってください。クオリティはともかく、小説とブログ関係の文章量を売りにしているサイトです。

そういえばぼちぼちサイト17周年が近づいてきたのですが、今年も特に企画などはやらずに私が感謝の言葉を述べるだけになります。オクトラにはまったのが12周年の頃なのはやばいな…時が経つのが早すぎる…
#ブクログ感想
やっぱり食べに行こう。 (毎日文庫)原田マハ
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ブクログの登録画像と違うデザインの本を手にとったので「?」と思っていたら、カバーが二重になってました。こういう二重カバーって多分初めて入手したのですが、普通のカバーより5mmくらい天地方向が短いんですね。わざとかな…?

新聞連載だったので文庫サイズでもせいぜい3ページくらいの食に関するエッセイが何十本と入ってました。やはり特筆すべきはアートと食べ物、というくくりの章があったことですかね。筆者さんが美術好きで、相当真面目に取材した上で美術系の小説(「暗幕のゲルニカ」とか)を書かれていることがよく分かりました。MoMAに勤めていたことがあるのは経歴として強すぎる。

字数が限られていたためか、おいしいものの紹介(説明)だけで終わっていて味の感想や細かい描写まで入りきってなかった(ことが頻発していた)のは少し残念かな。でもとにかく幅広いものを食べていて、おいしいものに対する筆者さんの熱意は伝わってきました。それと知り合いがあちこちにいる上に、フットワークが軽くて日本に限らず海外旅行も相当されている。筆者さんのスタミナや度胸に一番驚かされた気がします。
#オクトラ2
前にも書いたかもしれないのですが、エピローグ後のキャスティについて
キャスティがエクストラストーリー開幕の時に「薬師団の仲間を探す」と言っていたこともあり、私はエピローグ後の彼女は拠点を持たずにあちこち旅を続けるのかなと思ってます。ヒールリークスを拠点にするというイメージは何故かなかったのですが、それがどうしてかというと、そもそも薬師団はヒールリークスに間借りするような存在だと認識していたからですね。
実際村を空けて遠征に出ているわけですし、村をとりまとめる村長は別にいるのでしょう。スクショが見つけられなかったので自分の妄想なのかゲームで語られた話なのか思い出せないのですが、薬師団を結成してからヒールリークスを訪れ、治療したら村人たちに喜ばれて、好意で拠点としての家を用意してもらった、みたいな流れなのかなと思っていました。そして、そもそも村の土地はニューデルスタかどこかの貴族が所有するものなんじゃないかと妄想しています。
だから、トルーソーの事件があって、実際薬師団の人間が領民を殺したと知ったら当然領主的には薬師団への心象はよくないでしょうし、キャスティが戻ってくることにもいい顔はしないんじゃないかと思いました。世知辛い話ですが…。なのでヒールリークスに居着くのはあまり考えていなかったです(自分では考えないだけで、そういう二次創作はおいしく読めます)
「一人でも多く救う」ならヒールリークスにとらわれる必要もないし、キャスティはエピローグ後に一定期間はク国に滞在するんじゃないかなと妄想してます!ヒカリがあれだけ勧誘してたんだから!畳む


それとキャスティ三章のスクショを見返していて思ったこと
マレーヤって天才肌だけどキャスティをライバル視してたんですね。キャスティも天才タイプ(努力もする)かなと思っていたので、秀才マレーヤVS天才キャスティみたいなイメージがありましたが、違ったんですね。マレーヤは自分を上回る天賦の才を見て、思うところがあったのかもしれない。しかも切磋琢磨するライバルじゃなくて「一方的にライバル視」なので、キャスティは多分気づいてなかったんでしょうね…

ヒールリークス住人に「夫を戦争で亡くした」人がいるんですけど、これはどこの戦争…?10年くらい前まで戦争やってた土地が東大陸にあるんですかね?ク国周辺くらいしかぱっと思いつかないのですが…畳む
#落花
導入と終わりに迷っていたのでセイブザキャットの法則の本を読み返して、1話目とラストを対比させたらいいことに気づきました(オープニングイメージとファイナルイメージの話)。それで最初と最後の場面を構成する要素を書き出し、それらが全部逆になるように組み直しはじめました。なんか延々と逆プロットやってますね…いつになったら終わるのやら。
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出版社の公式がこういう本の内容紹介を出しているのはありがたいです。ここの記事を読んで、気になった本を買うというのは全然アリだと思います。
>>1529 プロジェクトヘイルメアリーの予告編映像、とても良かったなあ…と反芻しながら何度か繰り返して見てました。最後の方は原作の展開を思い出すと泣ける…

確かに原作は何も前情報を入れないまま読み始めると、主人公と同じ視点で情報開示の驚きを味わえるから「とにかく原作を読んでくれ」という風潮になるのも納得です。でもこの予告編はきっちり導入と美味しいところの予告をしていて、「ろくな情報もないのに読めって言われても…」みたいになっていた人のフックになるんじゃないかと思いました。映画の出来はまだ不明ですが、普通に予告編を見て気になって映画を見に行く、という導線もありだと思いますね。

昔中島京子が自作が映画化した時のインタビューで「原作読んでなくてもそのまま映画だけ見てもいいのでは、その方が原作と比べずに内容に集中して楽しめるし」みたいなことを言っていたと思うのですが(※うろ覚えすぎるので怪しいです)、あの発言が結構心に残ってます。メディアミックスって原作に触れない方が楽しめるパターンも全然あると思いますね…
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へーという感じで読んでいたのですが、万博からUSJ、ニンテンドーオオサカへの導線があるのは、やっぱりこの前考えていた任天堂IPの強さの話を思い出してしまいますね…
奈良公園も確かに他の国じゃ見られない公園だから、行ったら楽しいのかも。
しかしこれからの万博は本当に行くのが厳しそうですよね、気候的に…

そういえば今日のトゥデイアプリ、万博内の花札の展示(終了済み)の次の記事がマリオのサーティワンコラボの話だったのですが、寝ぼけまなこで赤と青のアイス↓を見たので「万博コラボアイスか…?」となりました。ミャクミャクカラー…
サーティワンとか10年くらい食べてない気がする。今は家にふるさと納税でもらったアイスがいっぱいあるからそれを食べてます。死ぬほど暑い時期をこれで乗り切るのだ…!

2025年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

プロジェクトヘイルメアリー(SF小説)の映画予告を見ました。

あ、そこまでは見せちゃうんだ…!?まあでもあの子が出ないと始まらない話か…一方であの重要ギミック(なんで主人公が宇宙に行ったのか、の理由)は出さないんですね。
とりあえず私の好きな冷酷女上司(上司じゃなかった気がするけど) はしっかり存在感があって冷酷そうで良かったです。
うわー楽しみだなー!気合い入ってそうな映画化で嬉しい。同じ原作者さんの火星の人→映画オデッセイもとても良かったから期待してます。畳む

原作は「なんかめちゃくちゃ面白い宇宙SFらしい」という曖昧な評判だけを聞いた状態で読んだら予想を遥かに超えて面白かったので、おすすめです。今は電子書籍セールをやってるっぽい…?
#落花
四話目一回目の推敲5322字
うーん戦闘シーンがガッツリあるなあ…。なんで私がオクトラで話を書くと最終話ギリギリまでラスボス戦やってるんだろう。もうちょっと余裕のある構成にはできないのか…?
あとは終わりに余韻がほしい。前半で提示した問題点などをちゃんと回収したら良くなるんじゃないかな…
#落花
三話目一回目の推敲5721字
ここのボリュームはそう悪くないかもしれない。だいたい三場面くらいでちょうどよさそう。

メインコンビの身体的接触はどの程度までならいいんでしょうかね…何もわからない…。いやでも今までの話と同じような水準だから多分セーフでしょう、きっと…畳む
#落花
二話目一回目の推敲9005字
絶対どこかで分割することになるでしょう…。問題点としては場面の切り替わりが多すぎることかな。景色がすぐ変わるから話についていくのが難しくなっている。これでも切り替えを一回減らしたのでちょっとマシになったはずなんですが…
#ゲーム音楽
第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100(+900) Part41(完)...
オクトラ1のボスバトル2はやっぱり人気だなあ。こう思うとトレサエクステンド〜ボスバトル2をやってくれたコンサートは本当にありがたかった。1は2と違ってキャラのテーマがそのまま使われたエクステンドじゃないけど、だからこそいつものテーマと雰囲気が違って好きですね。

流石にランキング上位勢の曲は作業用BGMにならない、曲を聞く方に集中してしまう…!ポケモンとカービィは強いですね…実際ニンテンドーミュージックで聴いていても相当イケイケで面白い曲展開してるし、人気なのは分かります。DSとか3DSあたりの名曲もアプリでいっぱい配信してほしいな…!狂花水月の60分耐久がやりたい…
#落花
一話目10587字
まだ全然展開にはしっくり来てないけど…ひとまずこの調子で続きの話も直していくか。
何度も推敲して自分自身が話の内容を整理できるようにならないと、なかなか進むものも進まない。二話目〜三話目が今回の話の肝なのでがんばりたいです。

そういえば、前回の話で聖火を復活させた時にタンジーの回想シーンを挟まなかったせいで、他の聖火のときもキャラたちが回想を見られない設定になる→オリやカザン関係の情報源が相当絞られる羽目になってしまい、自分で自分の首を絞めたことに気づきました。どうしよう、手記とかでなんとか情報を集めたことにするしかないか…
ゲームのあの回想シーンは聖火が見せたってことなんですかね?「鏡が映し出す」というゲームのテキストから考えて、本当に鏡に映像が映っただけなら台詞までは聞こえないよなあ…あれはどういう現象なんだろう…?畳む


>>1466 そしてやっぱり今回の話も「死の受容」がテーマの一つに入ってきている…逃れられないテーマなのか…

あと前から何度も書いてますが、キャスティ主人公の話として描くとテメノスってかなり普通の、ミステリアスでもなんでもない人になる…デフォルトでキャラ崩壊している。
でも仕方ないよ、原作でキャスティに対する彼はずっと素直だったんだから…。それでも確かにあった一線を突き崩すような二次創作にしたいなーと思ってます。今まで長々と文章を積み重ねてきたのは、この幻覚に接続するためだ…!!
#ブクログ感想
任侠楽団 (中公文庫 こ40-40)今野敏
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昔気質のヤクザがうまく行っていない他業種のコンサルティング(トラブルシューティング)をする「任侠〇〇」シリーズの新刊、文庫で集めているので買いました。今回は若手とベテランで対立が起こっているオーケストラの揉め事解決の話だった。
作者さんの他のシリーズからキャラを引っ張ってくる、という絶対に面白くなる展開をやれるのは、複数シリーズを持つベテランならではですね。そのせいか今回は人情ものよりもミステリの成分のほうが多かったかも。音楽の持つ力みたいな話にも触れられていました。
視点人物の日村さんは毎度のごとく心配性をこじらせていてよかった。それが楽しみでこのシリーズを読んでいるので…。
このシリーズは軽やかなエンタメで読みやすいし、しばらく経つと「面白かった」という記憶だけが残って細部を忘れてしまうので、何度も読み返して楽しめるという良さがあります。エンタメとしての作者さんの考えについては、解説に記載がありました。作者さんに何度もインタビューしたことのある人が書いたらしい解説だったので「そうそうそれ!よく分かってるなあ」となりました。文庫の解説って重要ですよね…